拡張GTFS (gtfs_oex) 形式仕様書
GTFS (General Transit Feed Specification)は、公共交通機関の時刻表とその地理的情報に使用する共通形式です。
4D地図に表示するために必要ないくつかの項目はGTFSに含まれておらず、不足している要素を補う拡張を行いました。拡張した形式を「gtfs_oex形式」といいます。
以下、gtfs_oex形式の仕様を記載いたします。拡張したGTFSは2012年2月2日改訂内容を基準にしています。拡張によって発生した変更点は赤文字で記載いたします。
用語の定義
このセクションではドキュメントで使われる用語を定義します。
- 必須フィールド
- フィードに必ず含める必要があるフィールド列です。各レコードに値を指定する必要があります。一部の必須フィールドには空の文字列値を指定できます。空の文字列を入力するには、そのフィールドに対応するコンマの間に何も指定しないようにします。「0」は「0 という値の文字列」として解釈されるため、空の文字列とは異なる点に注意してください。詳しくは各フィールドの定義を参照してください。
- オプション フィールド
- 省略可能なフィールド列です。オプション フィールドを含める場合、フィードの各レコードにその列の値を指定する必要があります。その列の値がないレコードには、値として空の文字列を指定できます。一部のオプション フィールドには空の文字列値を指定できます。空の文字列を入力するには、そのフィールドに対応するコンマの間に何も指定しないようにします。「0」は「0 という値の文字列」として解釈されるため、空の文字列とは異なる点に注意してください。
- 一意なデータセット
- このフィールドには、列内の一意の単一エンティティに対応する値を指定します。たとえば、あるルートに 1A という ID を割り当てた場合、別のルートがこのルート ID を使用することはできません。しかし、場所はルートとは異なるタイプのエンティティなので、この 1A という ID を場所に割り当てることは可能です。
フィード ファイル
この仕様では、以下に示すファイルと、それぞれに関連する内容が定義されています:
| ファイル名 | 必須 | 定義 |
|---|---|---|
| agency.txt | 必須 | このフィードのデータを提供する 1 社以上の交通機関。 |
| stops.txt | 必須 | 乗客が乗り降りする停車地点。 |
| routes.txt | 必須 | 交通機関のルート。ルートとは利用者に 1 つのサービスとして表示される、旅程のグループのことです。 |
| trips.txt | 必須 | 各ルートの旅程。旅程とは一定の時間に 2 回以上の停車を伴う移動行程を指します。 |
| stop_times.txt | 必須 | 各旅程の個々の停車地への到着時刻と出発時刻。 |
| calendar.txt | 必須 | 週間時刻表に基づいたサービス ID の日付。サービスの開始日と終了日に加えて、サービスが利用できる曜日を指定します。 |
| calendar_dates.txt | 必須 | calendar.txt ファイルで定義されたサービス ID の例外。この calendar_dates.txt にサービスのすべての日付を含める場合、calendar.txt の代わりにこのファイルだけを指定することも可能です。 |
| fare_attributes.txt | 省略可能 | 交通機関のルートの料金情報。 |
| fare_rules.txt | 省略可能 | 交通機関のルートの料金情報を適用するための規則。 |
| shapes.txt | 必須 | 交通機関のルートを示す線を地図に描くための規則。 |
| frequencies.txt | 省略可能 | サービスの間隔が一定でないルートの運行間隔(旅程の間隔)。 |
| transfers.txt | 省略可能 | 乗換地点で別のルートに乗り継ぐための規則。 |
| feed_info.txt | 省略可能 | フィード自体に関するその他の情報(フィード提供者、バージョン、有効期間などの情報)。 |
ファイルの要件
ファイルの形式と内容について、次の条件を満たしている必要があります:
